永遠の名車を再び　GSX1100S刀　フレームの巻 |

2010年3月15日 | | オートバイ

永遠の名車を再び　GSX1100S刀　フレームの巻

1980年ドイツ・ケルンショーにプロトモデルが出展され、日本刀をイメージした独特なデザインで注目を集めました。
翌年ほぼ同型のまま海外で市販されたGSX1100S 刀。
海外はもちろん、国内でも一気に大ブレーク！
国内では1982年から750ccに排気量を落とし、日本の道路交通法に定められた国内仕様で販売開始。
悲しいかな、そのフォルムは1100のスクリーン、ヘッド下のスポイラーを取り除き、更にはセパレートハンドルを通称耕運機ハンドルと呼ばれるへんてこなハンドルに変更されていました。

その後、国内仕様にスクリーン付きのラインナップが販売されましたが、残念ながら1100Sの販売は無いまま一時生産が終了となります。
しかし、スズキは1994年ファンの要望に応え、外装は海外仕様のまま、ついに1100Sが国内販売されました。
最終は2000年まで生産されたスズキのロングセラーモデルなんですよ。
そんなヒストリーがある刀、ひょんなことから入手する事ができましてね。
実は私、結構刀が好きだったりしてまして…..＾＾
とってもお疲れの様子だったのでレストアをする事になったんですよ。
さて、今回のテーマはレストア！
早速刀をバラバラにします。

お次はエンジンを下ろしまして、

GSX1100S 刀！なにせ古いバイクです。
フレームの設計も古～い訳ですから、折角なのでフレームに補強を入れます。
ステップも換えちゃいますので純正ステップのフレームをカット。

あらら、ひどいサビ！

補強は全部で16点

ZRX1200のモリワキバックステップがありましたので、こいつを付けちゃいます＾＾
↓フィッティング中の画像

サビがひどいので、きれいにブラストをかけて

フレームの塗装です。
今回はトヨタのソリッドカラー202で塗装しました。

はい、フレームの出来上がり！

いいですね～。
新品みたいですね～。
あっ、これこれ”ステムベアリング”
今回の企画はレストア、もちろん交換です。
忘れがちな部分ですが、ハンドリングに大きく影響を及ぼす大事な部分です！

向かって右が使用していたレース部分。キズまるけです。
凄いですね～。
今回はここまで！
興味のある人は次回をお楽しみに～＾＾
昭和の名車GSX1100S 刀